東京タワー
こんばんはー
今日は本の話
初対面とかそれに近い人と話すときの取っ掛かりとしてよく使う言葉
「趣味は何ですか?」
自分でバンドやるくらい音楽は好きやけどそれが趣味かと聞かれるとちょっと違う気がする
なので趣味を聞かれたら
「読書」って言うようにしてる
実際マンガも小説も好きで定期的に買って読んでるから間違いやないと思う
小説を読むきっかけは小学生の時に家に遊びに来た友達が忘れていったドラクエ4の小説を読んだのが始まり
ゲームのドラクエはもちろんやってて4はシリーズの中で1番好き
主人公以外のキャラクター(1章でいうとホイミン)のエピソードを織り交ぜながらゲームとは違う世界観が広がっていてやりこんだドラクエ4を活字で表現するとこうなるんやって感動した
今はジャンルはこだわらないで気になった本を読むようにしてる
好きな作家をざっと挙げると
貴志裕介
嶽本のばら
江戸川乱歩。。。etc
バンドもそうやけど世界観がちゃんとある人が好き
今の季節は江國香織をよく読む
中でも東京タワーって本が好きで寒い季節になると読みたくなって飽きずに何回も読む
別に冬がテーマでもないけど文章の温度感が何となく冬を連想させる
江國香織の作品は独特な個性を持った人物がたくさん出てきて色んな出来事が起こるけど、どれも水が上流から下流に流れるように穏やかに過ぎていく
大阪にいてる時にこの本を読んで東京タワーが見えるところに住みたいってずっと思ってた
上京してきて屋上から東京タワーが見えるマンションに住んだ時は毎日のように眺めてた
夜にオレンジに光る東京タワーは何と言うか優しい存在で慣れない東京の毎日を静かに見守ってくれるようやった
仕事終わりに東京タワーのすぐ近くの公園で缶コーヒーを飲みながら何時間も眺めたりして警察に職務質問されたのはいい思い出(笑)
もし江國香織を読んでみようって思う人がいたら俺は
「東京タワー」
と
「きらきらひかる」
をお勧めします
他の作家さんについてはまた今度